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週刊包装タイムスに弊社の記事が掲載されました

週刊包装タイムスに弊社の記事が掲載されました

2012年8月20日発行の「週刊包装タイムス 第2568号」の四国地区包装産業特集「トップに聞く現状と展望」に弊社の記事が掲載されました。
よろしければ、ご一読ください。


-トップに聞く現状と展望-
外装に特化し事業伸長
愛媛すご技データベースにも選出

製封函機の設計・製造を行う大和エンジニアリングは、外装分野に特化することで事業伸長を果たしている。高いリピート率を実現するなど、独自の営業を展開する中矢富夫社長に現状と今後の展望を聞いた。

1982年に機械製造会社の外注設計を業務として「大和設計」をスタートし、設計・製造の一本化が不可欠との判断から90年に製造部門「大和エンジニアリング」を立ち上げました。食品や飲料、青果物などを中心に、これまで3000台を超える機械を出荷しました。これらの多大な実績は外装分野に事業特化してきたことにあり、出荷した多くがリピートを頂戴するなど、順調に事業を拡大してくることができました。

当社の優位性は業界最速のスピード、完璧な製品づくりで機種提案を行うということです。社員のうち半数は設計技術士で営業を兼ねています。これまでの出荷実績を元に積み上げたノウハウで設計を標準化を実現、これに要する工数のゼロ提案が可能となり、特注機を含め1台あたり平均1週間以内で設計を完成、1ヶ月以内で制作できる体制を整えています。

近年お客様からの要望として多いのが、内容物の品質保証の問題です。表示ミスや異物混入など重大な事故に繋がる恐れのある事象を未然に防止するため、検査機の設置が必須となっています。

また生産効率の向上を目的に毎分80ケースの処理能力を誇るホットメルト式封函機「CSHS-80G」や、1台で6種類のサイズの段ボールケースをランダムに組み立て、テープ貼りすることができるランダム型テープ製函機「CFR-10T6M-SP」を開発出荷しました。

さらに、昨年3月の東日本大震災以降は東北地方の水産会社向けにオールステンレス製の製封函機を出荷しました。環境対応や省エネ、コスト削減などといった要求も高まりをみせており、引き続き市場ニーズにマッチした製品開発に注力します。

こうした独自開発提案力が評価され、当社では愛媛県内の企業の優れた技術や製品を紹介する「愛媛ものづくり企業『すご技』データベース」にも選出されています。

とは言え、日本国内は聖術市場です。そのため、今後はアジアの新興国などといった海外市場にも目を向けなければなりません。すでに韓国や中国、米国などへの納入実績はありますが、今後は海外に代理店を作るなどのして事業強化を図ります。そして現地での実績を積み、国内同様、顧客ニーズに沿った製品提案を行っていきたいと考えています。

2012年8月20日発行 週刊包装タイムス 第2568号(日報ビジネス)より引用


取材していただいた 日報ビジネス株式会社様、このたびはありがとうございました。
社員一同、更なる技術向上、また技術伝承に努めてまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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